連隊長
今日は114連隊長の話をします。
いつもトラックで現場に赴く時に
毎日同じ場所で僕達に敬礼をしてくるおじいさんがいるんですが
毎日行きも帰りもそこで敬礼してくるもんだからちょっとした有名人になっていた。
僕はただの変わった人だと思ってたんだけど
話によると阪神淡路大震災の時に重機のオペとして働いてたらしく
その時の自衛隊の活動に感銘を受けたようで
その後仕事が終わってこっちに引っ越してきてこの震災にあって
毎日家の前に立って自衛隊を送り出しているそうです。
飯の時、風呂の時、寝る時意外はずっと立っているらしくて
事実帰りが結構遅くなった時でもそこに立っていたらしい。
寒冷地だし朝方とか夜とか冷え込むのに
ずっと同じ場所に立ち続け自衛官を見送るという・・
それで他の部隊でも有名となり
つけられたあだ名が114連隊長
国道114号線沿いに立っているからそういう名前になったようです。
という話を今日中隊長から聞きました。
いつもいるなぁとは思ったけど
まさかずっとそこに立ってるとは。
もはや着剣捧げ銃の敬礼に値すると思いました。