メッサーシュミット

借りてきた映画

今日返却で

仕事終わって帰ってきたのも今日。

夕方ぐらいに帰ってきたんだけど

まだアラビアのロレンス観てなかったんでどうしようか迷った。

何にせよ長いから夕方から見始めたら夜遅くになる。

だけどTSUTAYA12時までやってるみたいだし

せっかく借りてきたんだからという事で観ました。

実は正直僕そこまで映画好きじゃない

というのも映画って大抵観るのに2時間ぐらい使うもんだから

その時間を拘束されるのが嫌っていうか

面白い映画だったら進んで観たいと思うけど

だから基本的に名作とか面白いとかいわれてる映画しか観ようと思わないんだよね・・

それでこのアラビアのロレンスwikiで見た限りじゃ

楽しんで観る映画では無さそうだし凄い長いしで

途中で観るのが苦痛になってくるんじゃないかと思ったけど

そんな事無かった。


舞台が砂漠というのもあるからか

音楽ともあわさり、凄い壮大な映画だって思いました・・

時間が長いっていうのもあるけど本当に大作っていう感じ。

それで場面転換の演出が凝ってて

ロレンスがマッチを吹き消した次の瞬間砂漠に太陽が昇るシーンになったり

記者がロレンスの顔をフラッシュで撮影して画面が白く光った次の瞬間

馬が砂漠を走っていくシーンになったり

こういう場面転換での凝った演出が印象に残りました。

あと印象に残ったシーンとしては

この砂漠を越える事は不可能だといわれていた砂漠を

重要な拠点を占拠する為にロレンスの指揮でわたっていた時

もう少しで井戸に辿り着くという所で

ロレンスが誰も乗っていないラクダを発見する。

それで一人仲間がいない事に気付いて

「放っておけ」と言う指揮してる部族のリーダー格の言う事を無視して一人で探しに戻る。

そのロレンスを見てリーダー格の男はもう戻ってこれないだろうと諦め

井戸で悪態をついていると

ロレンスがその仲間を連れて井戸にやってくる。

命がけで仲間を助けに行って生還したロレンスは英雄扱いされるんだけど

その後他の部族と合流して

仲間になったんだけど違う部族だから昔からの恨みとかがあり

誰かが後から仲間になった部族の人間を撃ち殺してしまう。

その犯人は捕らえられるんだけど

殺された部族の側の人間が処刑すれば

また新たな争いの種をまいてしまう

そこでどこかの部族でもなくアラブ人でもないロレンスが

事を丸く収める為に「私が処刑する」と言って犯人に近づき犯人が顔を上げる

そしたらその犯人が実はさっき命がけで助けた奴だったっていう

なんか長々とした解説になってしまったけどその場面が印象的でした。

パート1ではロレンスは基本英雄として扱われているんだけど

それだけじゃなく人間としての弱さも描かれていて

特に終盤、村を襲ったトルコ兵を大量虐殺してしまう所は

それが顕著に出ていた

血のついたナイフを握り締めて柱にしがみついている所とかは

本当に精神崩壊してる感じが出てて俳優さんの演技すげーなって思った


まぁ結論としてアラビアのロレンスは僕なんかが語る事は出来ない

壮大な映画だったという事です。

映画好きなら絶対見とくべきだと思う。