氷菓

また出張中に執筆してます。

近年稀に見るブログの執筆スピードですが

溜まっている読書感想文を書いている間にも

読んだ本は増えていくので

とりあえずストック分を消化するまでは

これぐらいのスピードで執筆する必要があるのです。

必要?いやそんな必要なんてないハズなんですが

読み終わってすぐの熱量で書きたいので・・内容も忘れてしまうし・・

とりあえず早いとこその状態に持ってきたいですね......

今回紹介するやつの他にも読み終わった本が4冊控えていて

kissyou氏から色々と本を借りたってのもあり

消化するよりも、読み終わった本が溜まるスピードの方が早い可能性もある。

今回の出張に持っていった本も、結構分厚いやつだったので

しばらくは読み終わらないだろうなと思ってたら

行きの電車で全部読み終わってしまったし・・

とりあえず何とか頑張ってやっていきます。

 

ということで、今回紹介するのは

米澤穂信著の「氷菓

 

 

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おそらく、大体の人はアニメで内容を把握してると思います。

アニメの方は氷菓という名前がそのまま作品名になってるけど

原作は「<古典部>シリーズ」という括りになっており

氷菓は<古典部>シリーズの1作品目のタイトルに過ぎず

作品によって本のタイトルが変わります。

氷菓第2巻とかは存在しない)

なので、原作本について話す時に

単に氷菓と呼ぶと、この1作品目のことだけを指していると思われるので

作品全体の事を指すのならば、<古典部>シリーズと呼称するのが正しい。

<古典部>を小なり大なりで囲う理由は謎。

というか、ラノベみたいな表紙を想像していたので

実際は随分無骨な表紙だったのに驚いた。

ちなみに挿絵も全くありません。

 

僕は最初アニメの氷菓を見た時に

京アニ制作のアニメがそんなに好きじゃなかった事もあり

あんまり評価しなかったんだけど(駄洒落)

なんだかんだ2周か3周ぐらいしてるんですよね・・

というのも、主人公の折木奉太郎の性格・考え方が

自分に似てるなと思い込んでるので

主人公に惹かれ、話自体も段々好きになっていった感じがある。

最も僕の場合、自分が興味のある物に対しては無駄なエネルギーを進んで使うし

(現にこのブログが無駄そのもの)

超人的な推理能力なんてものは当然持ち合わせていない。

けど勝手に親近感を抱いてるオブジイヤー

 

しかし、原作を買うほどに好きなのかと言うとそうでもない。

この作品が、殺人事件の起こらないあるいは

何でもない日常に潜む謎をテーマにしたミステリー作品だという事にも

つい最近まで気が付かなかった程です。

(変わった青春ストーリー物というぐらいの認識だった)

じゃあなんで今回読む気になったかというと

夢にチタンダエルが出てきたんですよね......

夢に出てきた人とかって、しばらく脳裏にずっと残りませんか?

僕はそれでしばらくモヤモヤして

そのモヤモヤを解消する為に、今回原作を買う事にしたのです。

気持ち悪いですね。

 

それで、原作なんですが、ほぼアニメと同じ内容です。

なので、そんなに語る事がありません。

・・・。

勿論アニメにはない会話もあるし

伊原摩耶花が男にモテるっていう設定も原作だけでは・・?

(僕がアニメにあったそういう描写を見逃してる可能性もある)

あと、奉太郎の一人称視点で書かれているので

アニメよりも奉太郎の心情が分かりやすいってのはありますね。

 

なんかあれだな。

大体の人が知ってそうな内容って紹介する気が起きないっすね・・

なので、ここで筆を置こうと思います。

「語り得ぬものについては沈黙しなければならない」って言葉があれば

「語りたくないものについては沈黙する権利」もある訳ですし。

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